ハロゲン化反応 / 反応

Appel反応によるアルコールの臭素化

Appel bromination of alcohols

アルコールをトリフェニルホスフィンと四臭化炭素などの組合せでアルキルブロミドへ変換するAppel反応の臭素化型。TCIは2-フェネチルアルコールから(2-ブロモエチル)ベンゼンへの製造実験例を公開している。

PROCESS INSIGHTS

現場の勘所

TCIの個別実験ではジクロロメタンを反応溶媒とし、低温でPPh3を投入して室温まで昇温、粗生成物をシリカゲルで精製した。条件・収率はこの基質固有。スケールアップは発熱、加料・撹拌、PPh3=O副生成物の除去、CBr4由来不純物・臭素残留、溶媒負荷、精製収率・廃棄物量を比較。原著のAppel 1975総説はPPh3/CCl4系を扱い、本件のCBr4臭素化の直接原著と混同しない。
EVIDENCE & REFERENCES

調査出典

一次情報CBr4・PPh3・ジクロロメタンを用いる2-フェネチルアルコールのAppel臭素化およびシリカゲル精製の直接実験・登録確認日 2026-10-25TCI Appel反応によるアルキルアルコールのブロモ化 2023
二次情報Appel 1975によるPPh3/CCl4系の塩素化・脱水の歴史的総説。CBr4の直接原著ではない・登録確認日 2026-10-25Rolf Appel, Angew. Chem. Int. Ed. Engl. 1975, 14, 801–811
二次情報有機リン触媒型Appel反応の臭素化・塩素化とリン酸化物副生成物の課題に関する技術総説・登録確認日 2026-10-25van Kalkeren, van Delft & Rutjes, Pure Appl. Chem. 2013, 85, 817–828
一次情報TPPOはAppelの副生成物であるが2021年晶析除去論文でのAppelへの適用は未検証・登録確認日 2026-10-25Tamboli et al., ACS Omega 2021, TPPO removal