予算の2倍になった
当初範囲に分析法開発や追加試験が含まれず、変更見積りが次々に発生。
SOWで作業回数、判断ゲート、追加費用の承認条件を固定する。
TWO SIDES, ONE PROJECT
委託元は必要条件・判断・資料提供を明確にし、受託側は実行条件・制約・問題の早期共有を明確にする。成功の定義を両者でそろえるのが出発点です。
PROJECT STAGES
各工程には委託元・受託側の確認事項、つまずきやすい点、次に進むための成果物を掲載しています。
WHAT REALLY DELAYS A PROJECT
現場で起こり得る状況をもとにした想定ケースです。実在企業の事例ではありません。
当初範囲に分析法開発や追加試験が含まれず、変更見積りが次々に発生。
SOWで作業回数、判断ゲート、追加費用の承認条件を固定する。
移管資料に含水率、添加順序、失敗条件、原料ロットの影響が残っていない。
生データと失敗実験を含む移管パッケージ、設備差評価を準備する。
輸入者・化学物質確認・SDS・受入れ判定が未確定で、受託先の使用許可が下りない。
出荷日ではなく、通関とQA受入れを経た使用可能日を管理する。
同じ分析法名でもカラムやサンプル調製の差があり、不純物の分離・定量が一致しない。
分析法移管に標準品、システム適合性、差異解決の基準を含める。
CLIENT × CDMO CHECKPOINTS
共通の工程を、役割の違う2つの視点から確認できます。各工程の最下部には、次へ進むための合意・資料を記載しています。
会社の実績より、今回担当する工場・設備・技術者の適合性を確認する。
価格を比較する前に、含まれる作業と成果物を同じ条件にそろえる。
毎週の会議を設けるだけでは足りない。問題を誰がいつ決めるかまで定める。
成功例だけを渡しても、現場は再現できない。失敗条件と暗黙知も移管する。
原料を発送した日ではなく、受託工場で使用可能になった日を管理する。
反応が一度通ることと、スケールアップできることは違う。
HPLC法の手順書を送るだけでは、同じ結果になるとは限らない。
小スケールの反応時間をそのまま大きな反応槽に持ち込まない。
製造所が化学物質を扱えても、支給品を輸入できるとは限らない。
研究段階とGMP製造で、変更に必要な承認プロセスを混同しない。
製造完了、出荷可能、通関完了、国内使用可能は別々のマイルストーン。
最終報告書だけでは、次のCDMOや次の開発段階に移れないことがある。
PROJECT GATE REVIEW
委託元と受託側で合意済みの工程にチェック。画面内で進捗を確認するためのもので、保存や送信はされません。
OFFICIAL REFERENCES
GMP・品質取決め・技術移管の考え方を確認できます。商務・見積・連絡方法の実践例や、各工程の質問・成果物はAPITASによる実務上の整理です。適用条件は案件・製品の段階に応じて確認してください。