溶媒・試薬・反応辞典 / 試薬・物質
カリウム tert-ブトキシド(t-BuOK)
Potassium tert-butoxide
かさ高いアルコキシド系強塩基。ホスホニウム塩を脱プロトン化してWittig反応に用いるイリドを形成するほか、有機合成の各種脱プロトン化に使用する。
CAS番号865-47-4
分子式C4H9KO
分類強塩基・アルコキシド
現場の勘所
含水量、塩基の実効濃度、仕込順、投入時の発熱、溶媒中での分散・混合を管理する。TCI P1008は固体で純度97.0%以上、P1619はTHF中12.0~13.2質量%の溶液であり、仕込量と溶媒負荷を製剤ごとに設計する。
取扱い・保管のポイント
TCI P1008固体は吸湿性があり、自己発熱による火災のおそれ(H251)と重篤な皮膚の薬傷・眼損傷(H314)がある。乾燥状態を保ち、粉じん・発熱・皮膚接触を防ぐ。THF溶液製剤は引火性溶媒の管理も必要となる。