脱保護剤 / 試薬・物質

テトラブチルアンモニウムフルオリド(TBAF)

Tetrabutylammonium fluoride

フッ化物イオン源としてシリルエーテルの脱保護に用いる四級アンモニウム塩。TBS保護した水酸基の再生に使われる。

CAS番号429-41-4
分子式C16H36FN
分類脱保護剤
ICH Q3C残留溶媒該当表示なし
PROCESS INSIGHTS

現場の勘所

TBAFは溶媒、含水率、実効濃度により脱保護の進行と副反応が変わるため、対象保護基・共存官能基に対する選択性と後処理を比較する。RSC原著ではTBAF/THFによるTBS除去を報告。メーカー製品T1125の規格値をすべてのTBAF製品に一般化しない。

取扱い・保管のポイント

東京化成工業T1125は約1 mol/LのTHF溶液で、含水率上限7.0%、不活性ガス保管・吸湿性との記載。THF由来の引火性と製品の腐食性に注意する。

EVIDENCE & REFERENCES

調査出典

一次情報製品T1125のCAS・濃度規格・含水率・保管条件・登録確認日 2026-10-20東京化成工業 TBAF/THF T1125
一次情報TBAF/THFによる水酸基の保護基脱離に関する原著例・登録確認日 2026-10-20Hydroxamic-acid-containing nucleoside, Org. Biomol. Chem. 2019