臭素化剤 / 試薬・物質

N-ブロモスクシンイミド(NBS)

N-Bromosuccinimide

ベンジル位・アリル位のラジカル臭素化や、ヘテロ芳香環の求電子臭素化に使用する固体臭素化剤。開始方式と基質により臭素化位置が変わる。

CAS番号128-08-5
分子式C4H4BrNO2
分類臭素化剤
ICH Q3C残留溶媒該当表示なし
PROCESS INSIGHTS

現場の勘所

光・ラジカル開始剤などの開始方式、反応溶媒、NBSの有効含量を比較する。ベンジル位一臭素化と過剰臭素化、芳香環臭素化を区別し、工程分析で副生成物を追跡する。原著ではNBSと2-MeTHFの遅延発熱副反応も報告され、溶媒選定と反応熱評価を組み合わせる。

取扱い・保管のポイント

東京化成工業B0656製品は冷蔵(0〜10℃)、不活性ガス充填で、光・湿気・熱を避ける指定。酸化性固体として混触物と残留臭素化活性を管理する。

EVIDENCE & REFERENCES

調査出典

一次情報製品B0656のCAS・分子式・保管と安全表示・登録確認日 2026-10-20東京化成工業 NBS B0656
一次情報NBSの溶媒選択と反応選択性に関する製造工程検討原著・登録確認日 2026-10-20Chen et al., ACS Omega 2022, 7, 6313–6321
一次情報NBSと2-メチルTHFの副反応に関する工程熱安全性の原著・登録確認日 2026-10-20Guan et al., Org. Process Res. Dev. 2021, 25, 1375–1382