吸着・精製剤 / 試薬・物質

活性炭(吸着精製・脱色用)

Activated charcoal / activated carbon

高比表面積の炭素系吸着材。粗生成物の着色成分などを吸着して除去する精製操作で使用され、特定のグレードはPd/Cの炭素担体としても利用される。

CAS番号7440-44-0
分子式C(主成分)
分類吸着・精製剤
ICH Q3C残留溶媒該当表示なし
PROCESS INSIGHTS

現場の勘所

目的成分も吸着し得るため、色差だけでなく不純物除去率・製品回収率を同時に評価。グレードごとの粒径・灰分・pH・溶出物、混合時間、ろ過性とろ液への微粉漏れを確認。Organic Syntheses 2023のフロインドリン関連合成では活性炭処理後にCeliteろ過の実例がある。

取扱い・保管のポイント

粉体飛散・可燃性粉じん対策、適切な封じ込め・静電気管理、ろ材への製品ロスを評価。和光031/035-1810系の中性粉末グレードはピート由来・水蒸気賦活・アルゴン封入という個別仕様。反応触媒用炭素や他の脱色炭の性能まで保証するものではない。

EVIDENCE & REFERENCES

調査出典

一次情報和光中性粉末活性炭のCAS 7440-44-0・水蒸気賦活・ピート由来・pH・カラムおよび脱色用途(個別グレード)・登録確認日 2026-10-24富士フイルム和光純薬 活性炭素 粉末 中性 031/035-1810
一次情報フロインドリン関連合成後の粗生成物の活性炭処理・Celiteろ過を行った検証済み実験・登録確認日 2026-10-24Scherer et al., Organic Syntheses 2023, 100, 304–326
一次情報Pd/C触媒の担体として活性炭を使用する原著。精製用活性炭とPd/Cの用途を区別・登録確認日 2026-10-24Bokov et al., RSC Advances 2022, 12, 10933–10949
二次情報脱色目的の活性炭処理は目的物も吸着し得るため回収率低下を評価するという教育用技術解説・登録確認日 2026-10-24Chemistry LibreTexts / Nichols, Crystallization: Charcoal